亭主元気で留守がいい――。この言葉が世の夫たちに問いかけるのは、実は老後の過ごし方なのかもしれない。定年後は「濡れ落ち葉」などと妻から厄介者扱いされることもあるだけに、円満さを保つ努力が欠かせない。家事を分担したり、できるだけ家以外の居場所を作ったり。老後に男を上げるため、夫たちに必要な心得を考えた。「毎日午前10時から午後2時ぐらいまでは外出する。妻が昼食の支度をしなくて済むからね」。夫が話
平日休みに罪悪感とともに味わう昼ビールほどおいしいものはない。 窓からはのんびりとした日差しがさしこんでいて、遠くでから子供達の遊ぶ声が聞こえる。昼ドラなんかをながめながら、ゴクリゴクリと冷たいビールを喉に流し込む。 世間ではまだまだ仕事だというのに、自分はもう好き勝手やらせてもらっちゃいますよ!と、妙にウキウキしながら焼きそばをつついてみちゃったりして。 「野武士のグルメ」は定年退職したサラリーマン、いわば浪人であるオヤジ「香住武」が主人公の漫画。原作は久住昌之、作画は土山しげる。 自由気ままに行きたいところへ行って、食べたいものを食べる。なんともうらやましい生活だ。 一人で外食をするマンガに、同じ原作者の「孤独のグルメ」がある。似たような話なのかと思いきや、受ける印象はまったく違ったものだった。それは、 アルコールが「解禁」されているというだけではない。 料理に対する枯れた感想が、なん
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