『パッチギ!』(05)、『黄金を抱いて翔べ』(12)など人間味あるアウトローに熱き視線を送る井筒和幸監督、8年ぶりの新作がお正月映画として公開される。 新型コロナウィルスの影響で公開延期となっていた今作、お披露目されるタイミングは監督初めてのお正月映画となった。「『パッチギ!』もお正月の第二弾やったけど、今回は年末年始のお正月映画で、しかもヤクザが主人公。でも、鬱屈した今の空気の憂さ晴らしとしてはぴったりやと思う。今は、世間がギスギスして何でも不自由になってんやから」としょっぱなから井筒節炸裂。 昭和31(1956)年から平成初頭まで、事件や流行歌、文化などさまざまな出来事を織り込みながら、一人のヤクザが地べたから、どう生き抜いていくかを描き切った熱き群像劇。主題歌は泉谷しげる『春夏秋冬~無頼バージョン』として今作のために再録音、映画に彩りを添えている。 それにしても、なぜ今「ヤクザ」だっ
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