(CNN) 2024年夏の世界平均気温は観測史上、最高を記録した。猛暑の記録更新は23年に続き、2年連続だった。 欧州連合(EU)の気象情報機関コペルニクスが6日に発表したデータによると、北半球の夏にあたる6月~8月の世界の気温は、1940年に観測を始めて以来、最高を記録。1991~2020年の平均に比べると0.69度高く、これまでの最高だった2023年を0.03度上回った。 地球温暖化が続く中、世界平均気温の記録更新は今後も続くと専門家は予測する。 冬の南半球も極端な暑さに見舞われている。オーストラリアでは先月、8月の気温としては同国史上最高の41.6度を観測した。一方、南極では所によって、7月の気温が平年より異常に高かった。 コペルニクスによると、今年は6月と7月に続いて8月も記録的な猛暑が続き、平均気温は16.82度と、産業革命前の8月の平均を1.51度上回った。 23年9月~24年