(CNN) イスラム組織ハマスとイスラエルとの間で進められている停戦と人質解放をめぐる交渉で、仲介国であるエジプトとカタールからは、ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル氏が停戦を望んでいるとの考えがここ数日でイスラエル側に伝えられたことがわかった。イスラエルの情報筋が明らかにした。イスラエルとハマスとの交渉は15日にも再開されるとみられている。 ただ、イスラエルのネタニヤフ首相が停戦を望んでいるかどうかは不明だ。 情報筋によれば、ネタニヤフ氏の側近は記者や政府当局者に対して、ネタニヤフ氏は連立政権への影響に関係なく合意を結ぶ用意があると伝えている。しかしイスラエルの治安当局の幹部は、連立政権内の極右の閣僚からの激しい反発を考えれば、ネタニヤフ氏の合意への意欲についてかなり懐疑的だ。 情報筋のひとりは、ネタニヤフ氏が何を望んでいるかは誰にも分からないと指摘した。 はっきりしているのは、ネタニヤフ氏