東大で休学する学生が、この10年余りで急増していることがわかった。2022年5月現在で休学している学部生は386人で、09年に比べて85%も増えている。東大側はその理由を「わからない」と言うが、地方に行って町おこしに関わったり、国内の農家や漁師を回ったり、海外でインターンをしたりと、活動内容は様々だ。かつては4年間でストレートに卒業して、中央官庁や有名企業を目指した東大生の意識が大きく変化している。(写真は東大の安田講堂) 休学者は年を追って増加 東大が保存している2009年以降のデータでは、学部生の休学者は年を追って増え、2022年の休学者(5月1日現在)は386人。09年は209人だったが、16年に300人を超え、19年に375人になった。新型コロナウイルスが拡大した20年以降も、それまでと同程度の増加傾向が続いている。 学部別では、文学部や工学部、1~2年次の教養学部前期課程の学生が
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