セブンイレブンが買収されれば日本にとっては画期的な出来事となる(8月20日撮影、写真:ロイター/アフロ) どこでもいいから日本国内のセブンイレブンの店舗に入ってみると、日本企業が誇る最高の製品の数々が商品棚の最適な高さにずらりと並ぶ様子が目に入るはずだ。 絶え間なく新製品が入れ替わるアサヒ、キリン、サントリーの飲料、任天堂のゲームのプリペイドカード、三菱のボールペン、明治のチョコレート「メルティーキッス」、バンダイのおもちゃ、資生堂の保湿液、グンゼのタイツ、「日清焼きそばU.F.O.」などなどだ。 コンビニは消費者にとって楽しい場所だが、時代の大きな変化のように感じられる出来事により、世界中の企業やプライベートエクイティ(PE)ファンドの買収対象になり得る企業のショーケースに早変わりした感もある。 M&A(合併・買収)に携わるある投資銀行家はこう言った。 ゲーム、食品、衣料品のブランド、小