リサイクルショップに並ぶたくさんの古着。実際にはエコでないのに環境に配慮しているように装う「グリーンウォッシュ」は、業種に関係なく横行している。ファッション業界でも「持続可能」はトレンドだ。しかし今持っている服を大切に着たり、古着を買ったりすることの方が汚染を減らす効果がある。(Photograph by Triocean, Getty) 環境に配慮することは、もはや企業にとって不可欠だ。エコ商品であれば、そうでない商品より高額であっても消費者は買う傾向にある、ということが市場調査で分かっている。 だからといって消費者は、「地球に優しい」といったうたい文句をすべて平等に信じてよいわけではない。「グリーンウォッシュ」という言葉がある。これは誤解を生むような表現を使って、環境意識の高い消費者を引き付けようとする企業などの行動だ。実体を伴っていないのに、「持続可能性」「生分解性」「環境配慮」など
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