白人至上主義者の抱える貧困と絶望 「人種差別はいけない」というのは当然の話です。しかし、建前論的に「黒人の権利を! みんな平等な世のなかがいい」というのは簡単ですが、それで終わらせては意味がありません。いっただけで解決するなら、とっくにこの問題は消えています。 まず、日本人は人種問題について知識が少ないことを自覚し、報道、書籍、映画などで意識的に情報収集から始めましょう。「きちんと学び、知ること」は、問題解決の最初の一歩です。 その意味で、私が研修などでお伝えするようにしているのは、白人側の事情です。報道も少なく、あまり知られていませんが、差別の構造を理解するには差別する側についての理解も不可欠です。 トランプ政権誕生後、盛んに取り上げられる白人至上主義者は、決して「自分たち白人が偉くて他の人種はダメだ」と主張している人ばかりではありません。 「黒人やラティーノがアメリカに住むのはいいしア
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