2023年12月12日10:00 カテゴリ社会一般自己啓発 強いリーダーと酔いしれるサポーターと冷めた大多数 日経に「マスク氏と習氏、危うい集権」と題してオックスフォード大学のポール・コリアー氏が寄稿を寄せています。なかなか含蓄のある内容で考えさせられるものがあります。氏はこう指摘します。 かつては政府が最大の理解者、次いで市場にとって代わり、今ではCEOになった、と。 この場合のCEOとは企業のカリスマトップに限らず、政治の世界でも適用できるとするところからマスク氏と習氏という二人が同列に並んだわけです。寄稿をかいつまんで言えばこの二人は過剰な自信を持っているが、世の中の不確実性は格段に高まっており、リスク要因になるということを指摘しています。 世界最高峰の自転車のロードレース、ツールドフランスなどを見ていると一日200キロを超える長丁場の中、必ず先頭グループ、ないし独走する選手がおり、