夜中に何かを食べたくなる人は多いが、早い時間に食べる方が体のリズムには合っている。(PHOTOGRAPH BY JAN NEVIDAL, GETTY IMAGES) 年末年始になると、ごちそうを食べる機会が増えるものだが、その体への影響は食べるタイミングによって異なる。なぜなら、私たちの体に備わっている体内時計にしたがって、食事に適した時間とそうでない時間があるからだ。そこで、体内時計の観点から、私たちはいつ食べると健康にいいかについて詳しく見てみよう。 私たちが日々、夜眠って朝目覚める生活を送れるのは、24時間周期のタイマーとして働く体内時計のおかげだ。これはさらに空腹を知らせたり、消化のスケジュールを決めたり、日々のホルモンの量を管理したりするなど、多くの機能に関わっている。もちろん、健康にとっては体内時計が安定し、食事のタイミングがそれにマッチしている状態が望ましい。