(CNN) イスラエル首相府は30日までに、同国北部で越境のロケット弾攻撃などを繰り返すレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」に対し緊張を高め続けるのなら、パレスチナ自治区ガザ地区の現状を「複写してレバノンへ貼り付ける」と改めて警告した。 首相府のハイマン報道担当者は、ヒズボラにはこれまで、緊張の度合いを増やすのならイスラエルも同等の対応を取り、レバノンを「ガザ化」の状態にするとの意図を明確にしてきたと指摘。 対レバノン国境では警戒すべき活動が増大しており、イスラエルは砲火を浴びた場合、その出所に砲火を返していると説明。ヒズボラなどの親イラン派勢力は多数の戦線でイスラエルへの攻撃を模索しているとし、「イスラエルは今こそ選ぶべき適切な時期と判断したのなら、これら勢力を一つずつつぶしていくだろう」と主張した。 レバノンの国営メディアによると、イスラエル軍は27日、レバノン南部を攻撃し、少
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