地味だけど助かる? Visual Studio CodeのPython拡張機能に「戻る」を追加:Jupyter Notebookの「カーネル出過ぎ問題」も改善 Microsoftは、Visual Studio CodeのPython拡張機能についてのアップデート情報を発表した。コードナビゲーションやデバッグ支援機能などが改善されており、同社は「開発者の生産性向上が期待できる」としている。
このうち、最初の2つはPythonプログラム実行中にPythonで記述された関数が呼び出される際の処理の高速化やメモリ使用の効率化に役立っている。最後の特殊化適応的インタプリターは、さまざまな型を扱えるように生成されたバイトコードを、特定の型のオブジェクトに適応するバイトコードに変更することで処理の高速化を狙うものといえる。 フレームオブジェクトの遅延作成 ここでいうフレームオブジェクトとは、関数を呼び出すごとに作成され、その関数の実行情報を格納するオブジェクトのことだ。関数内のローカル変数や評価スタック、コードオブジェクト(実行するコードを表すオブジェクト)などは一般にフレームオブジェクトに保持される。 Python 3.10まではこのフレームオブジェクトが関数呼び出しのたびに作成され、CPythonを実装しているC言語側のヒープに確保されるようになっていた。しかし、メモリ確保は高価な処
プログラミング言語「Python」を開発するPython Software Foundationは2022年10月24日(米国時間)、Pythonの最新のメジャー安定版リリース「Python 3.11.0」を公開した。 Python 3.11.0では多くの新機能が導入され、多くの最適化が施されている。Python Software Foundationは主要な新機能と変更点を、一般的な変更点と、型付けおよび型付け言語の変更点に大別して紹介している。なお、以下の「PEP」で始まる番号は、Pythonの拡張提案を記した文書の通し番号を指す。PEPは、Python Enhancement Proposalの略。また、「gh-」で始まる番号は、GitHubのプルリクエスト番号を指す。 一般的な変更点 PEP 657:トレースバックにエラーの場所の詳細が追加 関連記事 謎めく「言語ランキング」の世界
連載目次 前回は、漸化式の立て方と再帰呼び出しのプログラミングに取り組み、「現実の問題をどのようにして定式化するか」といった「考え方」についても学びました。 今回と次回は線形代数のプログラミングを見ていきます。前回と打って変わって、どちらかというと「計算をいかに効率よくこなすか」というお話が中心になります。そのために、NumPyの機能や関数を利用し、さまざまな計算を行う方法を紹介します。 この連載では既にNumPyの高度な機能も利用していますが、あらためて初歩から確実に身に付けていくことを目標とします。今回は主にベクトルを取り上げ、行列の取り扱いについては次回のテーマとします。 今回の練習問題としては、ある点から直線や平面までの距離を求めるプログラムと、視神経のニューロンの働きをシミュレートするプログラムに取り組みます。 なお、高校の数学ではベクトルを
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