1リットルのペットボトル飲料水に平均24万個のプラスチック片が検出されたとの研究結果が発表された/Clara Margais/dpa/picture alliance/Getty Images (CNN) 市販のペットボトル入り飲料水に混入している微小なプラスチック片は、従来の推定量よりはるかに多いとの研究結果が新たに報告された。 米コロンビア大学のチームが8日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。 ペットボトルの水に混入する微小なプラスチック片の問題は、これまでも指摘されてきた。プラスチックのうち直径5ミリ以下、1マイクロメートル(1ミリの1000分の1)以上の粒子は「マイクロプラスチック」、直径1マイクロメートル未満の粒子は「ナノプラスチック」と呼ばれる。 コロンビア大のチームが米国の主要3ブランドのペットボトル飲料水を調べたところ、1リットルにつき平均24万個ものプラスチック