(CNN) アジア諸国が段階的に外国からの旅行者受け入れを再開している。だが観光客はなかなか戻らず、特に日本はその状況が際立っている。 日本は今年6月、夏の観光シーズンを前に受け入れ再開を大々的に発表した。入国管理局の統計によると、6月10日~7月10日の間に入国した観光客は約1500人。コロナ禍の前の2019年に比べて95%減った。 かつて観光地としてあれほど人気があった国に、なぜ観光客がなかなか戻らないのか。 日本が現時点で受け入れているのは個人ではなく団体の観光客のみ。欧米人は自由を好み、決まった日程に従って行動したがらない人が多いため、これは大きな問題だった。 「私たちにベビーシッターはいらない」。かつて日本を頻繁に訪れていた米ニューヨークのメリッサ・ミュジカーさんはそう言い切った。 夫とともに6回ほど東京を訪れたことがあるというミュジカーさん。22年に受け入れが再開されたと聞いて
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