記者会見で外国人技能実習機構仙台事務所の対応に抗議するベトナム人技能実習生の3人=仙台市の宮城県庁で2022年4月5日午後3時23分、平家勇大撮影 宮城県石巻市の水産加工会社で働いていたベトナム人技能実習生3人が、外国人技能実習制度を監督する「外国人技能実習機構」仙台事務所から労働組合の脱退を促されたとして、組合は5日、「労働基本権の侵害に当たる」と同事務所に理由の説明などを求める申し入れをした。3人は会社から退職を強要され、助けを求めて組合に加入していた。同日、記者会見した実習生の一人は「最初は機構に期待していたが、がっかりした。私たちは日本の法律に従って長く日本で働きたい」と訴えた。 3人は、20~30代でいずれも女性。同社には労働組合がなく、今年2月、個人で加盟できる合同労働組合「仙台けやきユニオン」(仙台市)に入った。
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