7日、松野博一官房長官が記者会見で、新型コロナウイルスの患者数が「緩やかな増加傾向にある」「重層的に感染状況を注視したい」などとコメントしたことが大きく報じられました。 この日は感染症法上の位置付けが2類相当から季節性インフルエンザなどと同じ5類に変更された5月8日からちょうど1カ月の節目。感染者数の集計も「全数」から「定点」に変わるなど、全体の動向が見えにくくなったこともあって、「気をつけよう」「また不安をあおるな」などと賛否の声が飛び交っています。 実は私自身も5類以降後に初めて夫婦で感染し、身をもって現在の状況を知ることができました。さらにその際、「ネット上の記事やコメントとは違うことがいくつかあった」という思いから、すぐに独自取材を開始。発熱外来の病院、処方箋薬局、学校施設などで、5類移行後に感染した人(疑いも含む)に1~3分程度の簡易インタビューを重ねました。 オンラインを含める