飯田市は17日、リニア中央新幹線県内駅(飯田市上郷飯沼・座光寺)から、次の目的地に向かう2次交通について、JR飯田線に乗換新駅を建設するよりも、既存の飯田駅や元善光寺駅にバスやタクシーでつなぐ方が、コストや利便性などの観点から「総合的に優位」とする検討結果を明らかにした。 市は(1)コスト(2)下伊那郡高森町の市田駅間と市内観光地の天竜峡駅間の所要時間(3)利便性(4)地域活性化―の4項目について、新駅建設と既存駅活用を比較し、この日の市議会全員協議会(全協)で説明した。 乗換新駅は駅舎整備に…