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宇宙と科学に関するnil-fellのブックマーク (7)

  • ダークマターの3次元地図の作成に成功 - すばる望遠鏡・HSCの初期成果が発表

    国立天文台は2月27日、「すばる望遠鏡」の超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(HSC)」を用いた日台湾・プリンストン大学の200名以上の研究者からなる国際共同研究において、2014年のファーストライト以降、約50晩の観測データを用いた研究成果がまとまったことから、同日、記者会見を実施した。 これらの研究成果が掲載された、日天文学会欧米研究報告書「Publications of the Astronomical Society of Japan(Vol.70,No.SP1) すばるHSC特集号」には、HSCの観測データに基づいた、太陽系天体の探査、銀河、活動銀河核、銀河団、宇宙論などといった幅広い研究に関する40編もの査読論文が掲載された。 HSCは、アメリカ・ハワイのマウナケア山の頂上にある、満月9個分の点域を一度に撮影できるという性能を持つカメラだ。東京大学な

    ダークマターの3次元地図の作成に成功 - すばる望遠鏡・HSCの初期成果が発表
  • アインシュタイン理論の修正が必要か 暗黒物質の分布を調査 | NHKニュース

    国立天文台などの研究チームは、宇宙空間を満たしているとされながら直接見ることのできない謎の暗黒物質=ダークマターの量を調べたところ、アインシュタインの一般相対性理論をもとに予測された値よりも少なかったと発表しました。アインシュタインのこの理論は宇宙が膨張するスピードを説明する基となるもので、研究グループでは今後、さらに観測範囲を広げ、理論を修正する必要がないか調べたいとしています。 国立天文台の宮崎聡准教授らの研究チームは、ハワイにある「すばる望遠鏡」の特殊なカメラで、地球から見える宇宙の0.4%に当たる範囲で暗黒物質がどのように分布しているのかを調べました。 その結果、暗黒物質が特にたくさん集まっているとみられる場所が65か所見つかりました。 これは、宇宙が膨張するスピードを説明する基となっているアインシュタインの一般相対性理論に基づく予測に比べ、2割ほど少ない数だということです。

    アインシュタイン理論の修正が必要か 暗黒物質の分布を調査 | NHKニュース
  • 「これが見えたとは!」と天文学者が泣いた日

    取材・執筆に予想以上の時間がかかってしまった拙著『スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち』(日経BPコンサルティング刊)が、やっと発売にこぎつけました。 2014年のとんでもない革命 2014年11月、国立天文台が発表したとんでもない天体観測画像がある。 その画像は、アンデス山脈の標高5000mに完成した巨大電波望遠鏡、「アルマ」がとらえた観測画像で、「天文学の革命」とすら呼ばれている。 残念ながら日では一般にはほとんど知られないままだが、欧米のメディアでは繰り返し伝えられている画像なのである。 中心部の明るい星を幾重もドーナツ状のものが取り巻いているその姿は、私たちの太陽系の誕生時を彷彿とさせる。 この同心円状の部分は、いずれも塵からなる円盤だ。 この円盤がさらに凝集して地球のような惑星が作られることが伺えた(すでに惑星ができている可能性もある)。 地球も含めた惑星は、マイナス200℃以

    「これが見えたとは!」と天文学者が泣いた日
  • スーパーカミオカンデの街・神岡の道の駅がもはや科学館

    今年のゴールデンウィークは飛騨高山へ旅行した。 奥穂高ロープウェイで北アルプスの山々を眺めたり、高山の古い街並みを歩いたり。 なるほどなるほど、初めて来たがいいところだなぁ。 そんな帰り道、休憩がてら道の駅に寄ることにした。そうしたら、そこがなんだか普通の道の駅とは違ったのだ。 もはや科学館と言ってもいい道の駅がとても面白かったのでご紹介したい。

    スーパーカミオカンデの街・神岡の道の駅がもはや科学館
  • NASAがついに灼熱地獄の金星でも動作するコンピュータチップを開発

    今、宇宙開発で最も人気があるのは火星でしょう。NASAもイーロン・マスクも火星への移住を目指していますし、ローバー(探査車)が送り込まれるのも火星です。映画の舞台になるのも火星ばかり。でもちょっと待ってください。地球に一番近い惑星はどこかご存知ですか? 火星じゃないんです。水、金、地、火、木...ってありますよね? 地球の横にある惑星がもう一つ。そう金星です。 金星は地球に最も近い惑星であるにも関わらず、火星と比べて注目度が低い気がしますよね。しかしそれにはれっきとした理由があります。地表の温度が高すぎるんです。表面の温度は昼も夜も常に摂氏460度。最新の研究では極寒エリアも存在するみたいですが、基は灼熱地獄。その熱烈な大気環境ではコンピュータなどの精密機器が動作できないのです。 しかしNASAは簡単には諦めません。そんな灼熱の中でも動作する新たなコンピュータチップを開発しました。テスト

    NASAがついに灼熱地獄の金星でも動作するコンピュータチップを開発
  • 太陽系第9惑星は他の星から盗まれた惑星かもしれない

    太陽系の「第9惑星」に関するコンピュータシミュレーションによる研究から、この天体が元々は他の恒星の周りを回っていた系外惑星だったかもしれないという説が発表された。 【2016年6月2日 Royal Astronomical Society】 太陽系の果てのまだ見ぬ「第9惑星」の存在はしばしば話題に上るものの、今のところ、第9惑星と思われるものが観測でとらえられたことはない。もし存在するならおそらく地球の10倍程度の質量だろうということ以外はまったく何もわかっておらず、元々はどこから来たのかも不明だ。 スウェーデン・ルンド大学のAlexander Mustillさんたちの研究チームのシミュレーションによれば、太陽系の第9惑星は約45億前、まだ若かった太陽が他の恒星の周りを回っていた惑星を盗み取ったものだという。 系外惑星が太陽にとらえられて第9番惑星となる概念図(提供:Lund Univer

    太陽系第9惑星は他の星から盗まれた惑星かもしれない
  • 『宇宙が始まる前には何があったのか?』訳者解説 by 青木薫 - HONZ

    書の著者ローレンス・クラウスは、長年、第一線で活躍してきた宇宙物理学者である。興味のある研究テーマは、彼自身の言葉によれば、「宇宙の始まりから終わりまで」だという。もちろんクラウスは、半分は笑いを取ろうとしてそんな言い方をするのだが、しかしそれは彼の音でもある。クラウスは気で、宇宙の始まりから終わりまでを知りたいと思っているのだ。 クラウスは専門の論文を多数発表しているほかに、一般向けにも多くの著作があり、邦訳されているものだけでも、『物理学者はマルがお好き』、『SF宇宙科学講座│エイリアンの侵略からワープの秘密まで』、『コスモス・オデッセイ│酸素原子が語る宇宙の物語』、『超ひも理論を疑う│「見えない次元」はどこまで物理学か』、『物理の超発想―天才たちの頭をのぞく』、『ファインマンさんの流儀』がある。アメリカではテレビやラジオへの出演も多く、You Tubeで彼の活躍を見ることも

    『宇宙が始まる前には何があったのか?』訳者解説 by 青木薫 - HONZ
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