都会で暮らす人なら、お世話になることも多い終電。残業が遅くまで長引き、まだまだ仕事は残っているけれど、気付けば終電の時間だった……という経験がある人は多いだろう。逆に、遅い時間まで続く会社などの飲み会に参加しなくてはならず、終電の時間ということでようやく帰ることができた、という体験がある人もいるのではないだろうか。 本来は、帰宅が終電にならざるを得ないような労働環境自体にも問題がある。しかし、長時間労働が当たり前のようになった日本社会では、終電の時間や万が一間に合わなかったときの対処法など、終電に関する知識は不可欠かもしれない。 終電は必ず接続するのか 山手線の駅から郊外の各方面に延びる私鉄各線は、山手線の電車と終電が接続するダイヤとなっていることが多い。このため、山手線が何らかの事情で遅れると、その接続を待つために遅れることがある。毎日帰宅が遅い人なら「終電はよく遅れる」と感じている人が