婚活を始めて、6回目の秋が来る。結婚相談所を通じて、女性にお見合いを申し込むこと15回以上。ほとんどは、会うことすらできない“門前払い”だった。よく独りランチに来るファミリーレストランで、光枝藤夫さん(72)=熊本県、仮名=はため息をついた。 【画像】都道府県別にみた生涯未婚率 1年前、お見合いをしてくれる女性が現れた。50代、離婚歴あり、子ども1人。カメラという共通の趣味があった。「きっと息の合うばい」。期待に胸を膨らませ、相談所の事務所で初対面。風景や女性モデルを撮ってきた経験をアピールした。「写真ば一緒に撮りに行ってよかよ」。デートに誘ったが反応が薄い。会話は10分で途絶えた。「次、いつ会うかね?」と尋ねてみると「あんたとはもう会わん」とひと言。明確な理由は分からないままだ。 門前払いが続く理由は、見当が付いている。上等なシャツを着て、写真館で撮った笑顔の勝負写真だが、157センチ、

