今、Webでの地図配信のクライアントライブラリではOpenLayersが定番になっている。OpenStreetMapのサイトもそうだし、国内でも国土地理院の電子国土Webで採用され、商用でもパスコの自治体向け製品などで採用されている。私の会社でも、リリースされた翌2007年から本格的に使っている。 そのOpenLayersは、今大きな転機に来ている。現行のバージョンである2.0は 新しい時代の要請に応えられにくくなりつつあり、3.0の開発資金をコミュニティから募っていた。今までのコードを捨て、新たに書き直すという本格的なプロジェクトだ。その目標資金は25万ドル、およそ2100万円。今回の資金集めでは、目標額の25万ドルを超える、30万ドル強の資金が119の企業、団体、個人から提供されたという。この規模は、少なくともFOSS4Gツールの開発のための資金集めでは過去最大である。 資金集めの方法
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