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ブックマーク / u-site.jp (11)

  • 累積的UXとはなにか

    全体的UXをある時点に集約して考えることは可能ではあっても、それをそれまでの評価値から説明することは困難である。UXの評価の動的な変化に注目し、どのような側面がその高い/低い値をもたらしたのかを定性的に考察するアプローチ以外には、UXを全体的に把握することはできないし、その意味もない。 黒須教授 2017年10月23日 UX白書の記述 『UX白書』(2011)は、UXに関する未整理で混沌とした当時の状況に一石を投じたものであった。編者のRoto等は、なかなか良い指摘をしているが、長期的な視野にもとづいた累積的UX(cumulative UX)という概念を提示したことはその特徴の一つである。なお、白書のもとになったDagstuhl Seminarには僕も参加したが、白書の執筆はRoto達だけでやったことである。 さて、累積的UXがどういう概念かというと、白書では「システムをしばらく利用した後

    累積的UXとはなにか
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    nilab 2022/07/19
    累積的UXとはなにか – U-Site
  • ファーストビューに関するマニフェスト: ページの折り目が今も大事な理由

    ページ上部に何を表示し、何を非表示にするかは、画面サイズにかかわらず、常にユーザーエクスペリエンスに影響するものだ。ファーストビュー内に表示されているかどうかで、ユーザーの情報の取り扱い方には平均84%もの差が出る。 The Fold Manifesto: Why the Page Fold Still Matters by Amy Schade on February 1, 2015 日語版2015年2月16日公開 画面のサイズというのは絶えず変化していくものだが、一定のサイズに合わせるのではなく、デザインによってこうした複数のサイズに対応することは可能である。では、クライアントやデザイナー、開発者、マーケターが「ファーストビュー(:above the fold=折り目の上)」(紙媒体の新聞から借用した用語で、Webページ上でスクロールをしなくても見える内容を指すのに使われる)にあるコ

    ファーストビューに関するマニフェスト: ページの折り目が今も大事な理由
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    nilab 2015/03/23
    「「ファーストビュー(:above the fold=折り目の上)」(紙媒体の新聞から借用した用語で、Webページ上でスクロールをしなくても見える内容を指すのに使われる)」
  • ナビゲーションメニューのIAに関する質問・トップ3

    ナビゲーションのカテゴリーの数、並べる順番、タッチスクリーンに対するマウスオーバーメニューの利用というのが、Webサイトやアプリケーションでの情報の構造化に関してよく聞かれる質問だ。 Top 3 IA Questions about Navigation Menus by Kathryn Whitenton on January 4, 2015 日語版2015年2月2日公開 情報アーキテクチャ(IA)に関する課題の中には、特定の状況でしか起こらないものもある。たとえば、ある種のオーディエンスやコンテンツタイプで、他ではあまり見ないような課題が生じることはある。しかし、情報アーキテクチャのトレーニングコースで毎回、繰り返し、我々はある数個の質問をされる。さまざまなバックグラウンドを持つたくさんのデザイナーたちがそうした課題に苦労しているのだ。 ほとんどのデザイン上の課題と同様、こうした質問

    ナビゲーションメニューのIAに関する質問・トップ3
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    nilab 2015/03/23
    ナビゲーションメニューのIAに関する質問・トップ3 - U-Site
  • メガメニューはサイトナビゲーションに効果あり

    大きな二次元のドロップダウンパネルは、ナビゲーションの選択肢をグループ化することでスクロールの必要性を無くし、タイポグラフィやアイコン、ツールチップを使うことで、ユーザの選択できる内容をわかりやすく提示してくれる。 Mega Menus Work Well for Site Navigation by Jakob Nielsen on March 23, 2009 もうすぐ開催予定のナビゲーションデザインセミナーに向け、我々は様々なナビゲーション機能についてのユーザスタディを実施している。いつものことだが、中にはひどい結果が出てしまった機能もあるし、これまた、いつものことだが、今、流行のようになっている機能(今回の場合はタグクラウド)にはユーザビリティ上の大きな課題が見つかった。 幸いにも、他のウェブトレンドは質的にユーザビリティに優れており、ユーザの行動やゴールによく合っているというこ

    メガメニューはサイトナビゲーションに効果あり
    nilab
    nilab 2015/03/23
    メガメニューはサイトナビゲーションに効果あり - U-Site : メガドロップ式メニュー : 大きな二次元のパネルでナビゲーションの選択肢をグループ化
  • ペルソナを心理学的に考える

    設計プロセスのなかでペルソナを作ることは既に広く普及している。ただし、その作り方や利用法について、これはどうなのかな、と思うことがある。今回はそのあたりについて心理学的な観点から書いてみることにする。 黒須教授 2015年3月16日 1. 脱文脈と再構築 ペルソナはあくまでも仮想のユーザイメージ、任意に作り上げられたユーザ像である。それが自分自身であれ、他人であれ、ものを作るときにそれを使う人のことを考えない職人やデザイナは古代の昔からいなかったと思う。ただし、ナイーブにユーザ像を考えてしまうと自分自身を投影したものになりがちで、そこに他人の視点を導入した方が効果的だと気づかれるようになったのは比較的最近のことではないかと思う。 他人の視点を導入するためには、エスノグラフィックな調査をやったり、集団でプロジェクト作業をしたりすることが良いと考えられるようになり、複数人からなる設計チームによ

    ペルソナを心理学的に考える
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    nilab 2015/03/23
    ペルソナを心理学的に考える - U-Site
  • デザイン変更は抜本的にやるべきか、それとも、少しずつやるべきか

    古いものを捨て、新しいものを取り入れる前に、そうすることがユーザーの目標達成のために必要だという確実な証拠があることを確かめよう。 Radical Redesign or Incremental Change? by Hoa Loranger on February 8, 2015 日語版2015年3月9日公開 ユーザーエクスペリエンスに関わる最大の問題は、メガメニューを利用するのか、あるいは他のタイプのナビゲーションメニューを利用するのかといったような個別のデザイン課題のことではない。求められているのは、もっと視野を広げて、UXに関して最優先すべき戦略をまず決めることである。すなわち、大改革を目指してすべてを一気に変えるのか、あるいは少しずつ品質を向上させるというやり方を取り、一歩ずつ進んでいくのか、である。 ユーザーエクスペリエンスというのは品質に関わる分野なので、デザインを徐々に変

    デザイン変更は抜本的にやるべきか、それとも、少しずつやるべきか
    nilab
    nilab 2015/03/23
    「あなた方は自分たちの今のサイトに飽きているかもしれない。しかし、顧客もそうである可能性は低い。彼らは毎日長時間座って、そのサイトを見つめているわけではないからだ」
  • 有名サイトのデザインをコピーすべきか

    成功しているWebサイトというのはユーザビリティに優れている場合が多い。しかし、平均的なサイトが背景の異なるサイトのデザイン要素をコピーしてしまうと、ビジネス上の損失になることもあり得る。 Should You Copy a Famous Site's Design? by Jakob Nielsen 2010年8月23日 デザインに行き詰まると、上司というのはよくこういうことを言う。「Xをコピーしようか」。ここでのXとは知名度のある成功したウェブサイトのことである。この戦略にも一理ある。つまり、Xというサイトはあれほど規模も大きいし、有名なのだから、おそらくうまくやっているに違いないというわけだ。 そのうえ、ユーザーというのは慣習に沿い、期待通りに機能する、確立したデザインを好むものである。例えば、検索ボックスを右上隅に置くと、検索のユーザビリティは向上する。これは単に、その場所で利用す

    有名サイトのデザインをコピーすべきか
    nilab
    nilab 2015/03/23
    有名サイトのデザインをコピーすべきか - U-Site : 「興味深いことに、デザインが良いという(当然の)評判がAppleを救った。ユーザーは寛大であった」
  • 学校における電子黒板の利用状況調査

    昨年、弊社の教育ニュースメディア・リセマムとの共同で、学校教育現場における電子黒板(インタラクティブホワイトボード)の利用状況を調査しました。U-Siteでは、その結果概要を公開します。 U-Site編集部 2015年3月4日 プロジェクター型電子黒板が学校で利用されている例(Photo by Pablo Garcia) ユーザー中心のものづくりのための調査を、イードは多数手がけています 製品・サービスを開発する際、人間中心設計(ユーザー中心設計)の考え方に基づいて、ターゲットユーザーとなる方の利用状況・ニーズを把握すること、また、そうやって把握したニーズなどを満たした製品になっているかなどを評価することは非常に重要なことです。 U-Siteを運営する株式会社イードでは、ICTを活用した機器を開発したりサービスを提供している企業からのご依頼で、既存製品のユーザー調査や、新規サービスのユーザ

    学校における電子黒板の利用状況調査
    nilab
    nilab 2015/03/23
    学校における電子黒板の利用状況調査 : 電子黒板に板書するメリットは、板書を残せること、あとで呼び出せること : デメリットは黒板に比べて小さく、授業中ずっと見せておきたいものを表示しておくスペースがない
  • Webデザインを変えるとしても、以前のものをすぐには捨てないで

    サイトの既存のデザインをいくつかのライバルサイトと一緒にテストすることで、新しいデザインに向けての有意義な洞察が得られる。競合調査によってユーザブルでない新機能の開発を避けられるのだ。 Redesigning Your Website? Don’t Ditch Your Old Design So Soon by Hoa Loranger on December 7, 2014 日語版2015年1月19日公開 サイトのデザイン変更の準備はできている では、どこから始めればいいだろうか。プロジェクトが最初からうまくいくように手助けしてくれるUXの活動にはいろいろなものがある。その1つがユーザビリティの競合テストだ。すなわち、現在のデザインをいくつかのライバルサイトと一緒に、ユーザビリティについて調査するというものである。コンピュータに飛びついて、すぐにでもデザインを始めたいという気持ちは抑

    Webデザインを変えるとしても、以前のものをすぐには捨てないで
    nilab
    nilab 2015/03/23
    「旧サイトは良くない、と言うだけでは不十分なのである。具体的にどのように良くないかを知っておくべきだからだ。また、旧デザインのどんな面がユーザーに好評なのかも見つけ出す必要があるだろう」
  • ユーザーの知識は低いレベルで停滞する

    学習というのはたいへんな作業なので、ユーザーのやりたいことではない。その結果、彼らはユーザーインタフェースの探索をすることもなく、ほとんどの機能について知らないままだ。 User Expertise Stagnates at Low Levels by Jakob Nielsen on September 28, 2013 日語版2013年11月25日公開 コンピュータシステムを長期間利用しているユーザーでも、知っていて使っているのは利用可能なコマンドや機能のほんの一部だけであることは多い。デザインのユーザビリティが優れていれば、ユーザーはシステムを利用しはじめて間もなく、かなり容易に一連の基機能を理解する。しかし、その後、彼らは伸び悩み、それ以上はたいしてスキルが上がらない。システムを頻繁に使っているユーザーですら、年にわずか1つか2つの新しい知識を身につけられるようになるまでには何

    ユーザーの知識は低いレベルで停滞する
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    nilab 2013/11/25
    ユーザーの知識は低いレベルで停滞する – U-Site
  • 2013年 イントラネット・ベスト10

    イントラネットチームの規模は倍増したが、この投資から、企業が、ソーシャル機能の統合強化や情報フィルタリングの進歩といった成果を得ていることは間違いない。受賞組織の70%はSharePointを利用していたが、そこには徹底的なカスタマイズが施されていた。 10 Best Intranets of 2013 by Jakob Nielsen on January 6, 2013 日語版2013年1月23日公開 2013年の優れたデザインのイントラネット、ベスト10は以下の通り: Acorda Therapeutics, Inc.(アメリカ): バイオテクノロジー企業 American International Group, Inc.(アメリカ): 130か国以上の法人、機関、個人の顧客に向けて、生命保険や年金サービスを提供する保険組織 AT&T(アメリカ): 電気通信会社 Hager Gr

    2013年 イントラネット・ベスト10
    nilab
    nilab 2013/01/28
    2013年 イントラネット・ベスト10 – U-Site : 2013年の優れたデザインのイントラネット、ベスト10 : 受賞組織の70%はSharePointを利用していたが、そこには徹底的なカスタマイズが施されていた
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