1982年から1990年代にかけてNECから発売されたパソコンで、正式名称はPC-9800シリーズ。PC-8800シリーズの後継として開発されました。 ゲーム機と比較すると、価格が数十万円と非常に高価であったためユーザの年齢層は比較的高く、シミュレーションものや美少女ものが比較的多く発売されました。 開発当初はゲーム用ではなくオフィス用途として使われていましたが、次第にゲームの開発も進み全盛期にはLOGiNやコンプティーク等のPCゲーム専用雑誌が発行されていました。 記録媒体は1990年代前半頃までは主にフロッピーディスク(FD)が使われていました。FDの容量は1.2MB程であったため、大容量のゲームでは10枚以上使用されていることもありました。 1990年代に発売された上位互換のPC-9821シリーズでは表示が640×480/256色と大幅に強化されました。なお、エプソンが互換機としてP