タグ

マネジメントに関するnilnilのブックマーク (3)

  • プロジェクトは失敗するものである、という英国人の思想 | タイム・コンサルタントの日誌から

    1993年3月、ロンドン証券取引所は、ビッグバンを背景に7年にわたって進めてきた、株式取引決済システム「トーラス」開発プロジェクトの中止を発表した。証券取引所はすでにこの事業に8000万ポンドの費用を投じており、人件費を含むシティ(ロンドン金融街)全体の投下コストは、総額5億ポンドに上っていた。証券取引所のP・ローリンズ理事長は、責任をとって辞任する。 「トーラス」は、株式売買のバックオフィス業務である株式決済処理の電子化・効率化を目的とした、英国金融界の共同事業で、中心的な推進役はロンドン証券取引所であった。トーラスは米国のパッケージソフト「ヴィスタ」をベースに開発されることになっており、来ならば、'91年10月に稼働しているはずだった。それは一度、'92年夏に延期されていた。しかし、中止決定時点では'93年中の稼働すら危ぶまれる状況だった。 ちなみにこのプロジェクトは、ローリンズ理事

    プロジェクトは失敗するものである、という英国人の思想 | タイム・コンサルタントの日誌から
  • なぜなぜ分析があぶり出すチェックリスト症候群

    ちょっと想像してみてほしい。あなたの勤務先に2つの職場があるとする。「業務を遂行する際に大量のチェックリストを渡されて、作業を終えるたび成果物をチェックするよう命令される職場」と「チェックリストが無くても作業ミスを防げるよう作業手順の改善が日々行われている職場」だ。どちらかを選びなさい、と言われたら、どちらへの配属を希望するだろうか。たぶんほとんどの人が、後者を望むのではないだろうか。 それにもかかわらず「ヒューマンエラーで起きた品質事故の再発防止策を考えろ」と言われると、原因は「担当者の注意不足」とし、対策は「チェックリストを作り確認を徹底」としてしまうマネジャーが、少なくないらしい。 筆者がこのことを意識するようになったきっかけは、旧所属部署(2010年12月まで日経情報ストラテジー編集部)で担当した「なぜなぜ分析」の連載記事だ。この連載は、独立コンサルタントであるマネジメント・ダイナ

    なぜなぜ分析があぶり出すチェックリスト症候群
    nilnil
    nilnil 2011/02/10
    ISO9000とかでも規程を見直すプロセスを取り込むことは真っ当なことだと思うけど、そうしないのは、規約ではなくて"Best Practice"と崇める「定番手順」にとらわれているのでは?
  • 第2回 やっている・できている“つもり”を疑う

    前回は情報漏洩対策の現状を俯瞰した上で課題を解決するための7カ条を列記しましたが,今回からは,7カ条それぞれについて実例を挙げて解説していきます。 情報漏洩対策に限らず,事故や事件の後に「対策している/できている“つもり”だった(けれどできていなかった)」という当事者の弁が聞かれることは珍しくありません。では,どうしてこのようなことが起こってしまうのでしょうか?原因はいくつかあります。対策の内容についての確認が不十分なこと,事故や事件の影響範囲の想定を限定してしまっていること,対策が形骸化してしまっていることなどです。それぞれの例を取り上げ,改善策を考えてみましょう。 確認の不徹底がもたらす“つもり” 確認の不徹底がもたらす“つもり”の典型例が,ウイルス対策ソフトの更新やパッチ・プログラムのインストールです。最近では自動化が進み,パッチ・パニックなどの付随的な問題を除けば管理者の負荷は以前

    第2回 やっている・できている“つもり”を疑う
    nilnil
    nilnil 2009/10/15
    いかにマンネリ化を防止するかが課題だな。
  • 1