慶応大学は23日、理工学部と大学院の理工学研究科の学生名簿や成績などの個人情報がインターネット上に漏えいしていたと発表した。 同学部の応用化学科の40代の男性准教授がファイルを保存した際に環境設定を誤り、認証なしでインターネット上で閲覧できる状態にしていたという。漏えいしたのは03~06年度と08~11年度の学生6172人の氏名や住所、電話番号、成績などが含まれた学生名簿などのファイル計44件。グーグルによる検索が可能になっており、昨年12月26日から今月6日まで延べ102件が閲覧されていた。5日に同研究科の大学院生から指摘を受け、インターネットサーバーからファイルを削除し、2次被害の報告はないという。 同大は「漏えいの可能性のあるインターネットに接続されたコンピューターで個人情報を管理していたことは極めて問題」とし、再発防止策を実施するという。【長野宏美】
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