米海兵隊が運用する垂直離着陸輸送機、MV22オスプレイ。橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事が訓練の一部受け入れを提案したことで、安全性などをめぐる議論が再び活発になっている。だが、ネットでは以前からその“一挙手一投足”を過熱報道するメディアに冷めた見方も出ていた。「まるで天然記念物のあの鳥のことみたい」と…。 オスプレイ問題がメディアで提起されたのは、ここ3年ほどのこと。米検索大手グーグルが提供するキーワードの検索推移が分かるサービス「グーグルトレンド」によると、オスプレイの検索数が顕著に増え始めたのは、日本への配備計画が明らかになった平成22年。2年後、日本に初陸揚げされた24年7月に検索推移グラフは突出したピークを迎えた。 ◆違和感でツッコミ だが、配備反対の声などを伝えるメディアのオスプレイ過熱報道には、違和感を覚えたネットユーザーも多いようだ。それを典型的に示した例が、昨年1