MATEは、統合デスクトップ環境「GNOME 2」をベースに作成されたデスクトップ環境。ツリー型メニューからアプリケーションを起動するなど、旧来のLinuxに慣れているユーザーに親しみやすい操作環境を実現している。 Linuxでは、OSやシステムソフトがいまだに進化している。デスクトップ環境も例外ではない。最新版の「GNOME 3」でも、通知機能を統一したほか、PC内にあるアプリケーションやファイルを簡単に検索する機能が搭載されるなど、変化が著しい。 特に、ユーザーインタフェースの変化が注目される。Ubuntuでは「Unity」を、Fedoraでは「GNOME Shell」というデスクトップインタフェースを採用した。これらは、タブレットでも操作しやすいようにアイコンを大きくしたり、アプリケーションやファイルをキーワードで簡単に検索できる仕組みなどを採用している。 しかし、大きく変更したため