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9月29日(ブルームバーグ):東京・渋谷区の高級住宅街の広大な敷地に工事用防壁で覆われた建設中の屋敷。その主は日本人4位の資産家で楽天の会長兼社長、三木谷浩史氏だ。土地・建物費は推定約23億円。地価は3年前の取得時に比べ7割近く上昇しているとみられており、アベノミクス効果が富裕層の資産価値を大きく押し上げている。 用地を取得した2011年の地価公示によると、このエリアは坪当たり約475万円。登記簿上の宅地面積は880平方メートル(約270坪)あり、土地代は約13億円とみられる。また、事情に詳しい関係者によると、坪当たり建設費は約250万円で、総工費は約10億円と推計される。 リスト・サザビーズ・インターナショナル・リアルティの高野友紀子マネージャーによると、都心の高級住宅の単価は昨年10月から20%上昇し、07年以来の水準。三木谷邸の近くには麻生太郎財務相も居住するなど名家や資産家が多く、
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