やってしまいがちな危険行為と、その根底にあるもの 2008年12月19日 社会カルチャー コメント: トラックバック (0) (これまでの 松浦晋也の「モビリティ・ビジョン」はこちら) 今回は、路上でついやってしまいがちな自転車の危険行為を列挙することにする。 自転車に乗っていると、「それぐらい大したことない」と思って、ついつい交通違反をやってしまいがちなのだが、実は自転車には自動車やバイクのような反則金制度が存在しない。反則金制度は軽微な法律違反に対して、反則金の納付という行政手続きによって刑事手続きを代行するという制度だ。本来ならば、公訴されて裁判で刑事罰が決定するところを反則金納付で終わらせるわけである。 反則金制度が存在しないということは、自転車の交通違反で検挙された場合、いわゆる“青キップ”ではなく、いきなり“赤キップ”を切られるということ。つまり、反則金を払えばそれでおしまいで