今春以降、IFRS適用プロジェクトが企業内で始まったという話を聞くことが増えました。任意適用を想定していない企業でも、2015年、または2016年の強制適用開始を見越して、すでに動き出しているようです。今月の月刊IFRSフォーラムでは、9月3日に開催されたIFRSコンソーシアム主催のセミナー「IFRS CONSORTIUM 2010 Sep」で報告された、IFRS適用プロジェクトの実態をお伝えしましょう。 【関連記事】NEC、KDDI、旭化成が語るIFRSプロジェクトのいま 4社が自社のプロジェクトを説明 IFRSコンソーシアムの「委員会メンバーのIFRS取組状況について」というセッションでは、伊藤忠商事、大阪ガス、サントリー、シャープという4つの企業のIFRS担当者が自社の取り組みを説明しました。 伊藤忠商事の経理部 経理企画室長 松井紀雄氏、大阪ガスの財務部連結管理チーム兼IFRSプロ
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