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ブックマーク / hodge02.hatenablog.com (10)

  • ホワイトハウス公認ブロガー - HODGE'S PARROT

    ホワイトハウス、初めてブロガーに記者パスを付与 [ライブドア・ニュース] グラフ氏は、ワシントンのニュースメディアをテーマとするブログ「フィッシュボウルD.C.」を運営している。最近、ホワイトハウスの閉鎖性や記者の定義が話題になったことから、ホワイトハウスに定例記者会見証を申請してみようと思い立ったという。そして、なんとわずか1週間の審査を経て同氏に記者会見証が与えられた。 やっぱりアメリカのこういうところって好きだな。 で、この23歳の若きブロガー、ギャレット・グラフ氏のブログ「フィッシュボウルD.C.、FishBowlDC」を見ると、この人、民主党の大統領選に出馬したヴァーモント州知事ハワード・ディーン氏のキャンペーンに参加していたという。 ディーン氏と言えば「超リベラル」で同性婚支持者だ(ま、「あの絶叫」が顰蹙を買い対立候補に利用され結局ジョン・ケリーに負けたのだが)。 また、「Fi

    ホワイトハウス公認ブロガー - HODGE'S PARROT
  • ジャック・デリダの同性婚への言及・署名 - HODGE'S PARROT

    『パピエ・マシン』でもパクス法(PACS)に言及していたデリダだが、『生きることを学ぶ、終に』では、同性婚/PACS に対してより踏み込んだ発言をしている。 私は今「政教分離」と言いました。ここでよろしければ長い括弧を開かせてください。問題にしたいのは学校におけるヴェールではなく、「婚姻」のヴェールです。 ノエル・マメール*1の時宜にかなった勇敢な率先行動(イニシアディブ)を、私はためらわずに私の署名によって支持しました。もっとも、同性愛者間の婚姻は、前世紀[十九世紀]にアメリカ人が市民的不服従の名のもとに創始したあの素晴らしい伝統の一例なのですが。 それは大文字の法への挑戦ではなく、法律的規定に対する、よりよい法──来るべき、あるいは憲法の精神ないし条文にすでに書き込まれている法──の名における不服従です。よろしいでしょうか、私が「署名した」のは、この現行の法律的コンテクストにおいてです

    ジャック・デリダの同性婚への言及・署名 - HODGE'S PARROT
  • デリダは何と言っているのか - HODGE'S PARROT

    『生きることを学ぶ、終に』で、ノエル・マメール市長による同性婚容認を「ためらわずに署名によって支持した」デリダが、同書でホロコースト否定論について何といっているか記しておきたい。 ジャン・ビルンバウム──この観点から(大学の無条件的自由に対する絶対的な要求)、ガス室の存在とショアーの現実性を否定する否定論者たちのケースをどのように考えるべきでしょう? ジャック・デリダ──あらゆる問いを提出する権利はあります。その上で、問いに応答する仕方が偽造や明らかに事実に反する断言を言い募ることであるなら、その挙措がもはやまっとうな知や批判的思考に属さないものであるなら、その場合には事情は違ってきます。それは能力欠如あるいは正当化されない道具化であって、その場合には制裁を受けることになります。出来ない生徒が制裁を課されるように。教授資格を持っているからといって、大学で何を言ってもよいということにはなりま

    デリダは何と言っているのか - HODGE'S PARROT
  • わたしの嫌いなクラシック - HODGE'S PARROT

    世に、名曲や名演奏を紹介する類の音楽入門書は溢れている。が、それって、結局、「私の好きな作品や演奏について」のなのではないか。ネット上においてもまたしかり。熱の篭った楽曲紹介、演奏記録ってのは、「それほど私はこれが好きなんです」という所信表明でないか。 「好き」というキーワードでテクストが書けるなら、では、「嫌い」ではどうか。これが意外にない。というか、それを説得力を持って理路整然と表現し──しかもそれで「共感を得る」のは結構難しい。 なぜその音楽が嫌いなのか。ごく単純にいえば、大脳のなかで、海馬から提供された情報を扁桃体がそう判断した、それだけにすぎないことだ。 鈴木淳史『わたしの嫌いなクラシック』(洋泉社)p.11 この鈴木淳史『わたしの嫌いなクラシック』は、「嫌い」という「キーワード」で、クラシック音楽を紹介する。扱われているのは、誰も知らない作曲家やその作品、箸にも棒にも引っ掛か

  • フーコー伝説のハッテンバ コレージュ・ド・フランス講義 - HODGE'S PARROT

    エピクテトスは香水をつけた若者を拒否することによって、彼が関心を持つ者にはひとつのことしか要求しないことを表明しています。それは飾りを拒否すること、誘惑の術に属するようなものはすべて無視することです。 ミシェル・フーコー『主体の解釈学』(鷹瀬浩司/原和之 訳、筑摩書房)p.394 昨日書いた、ストア派とフーコー関連で、デイヴィッド・M・ハルプリンを読み返していたら、あーわかるわかる、というところがいくつもあった、頷くことしきり。古代のストア哲学が、これほど身近なものであったのか、と再認識した。 フーコーが1970年代から80年代初頭にニューヨークとサンフランシスコで出会ったゲイ・レザーメンのうち、ストア派の哲人をお手にしたり、自分を哲学者と思っている者など、ほとんどいなかったはずである。 しかし彼らの多くがいまも信じているように、自分たちは風変わりな生の実験、誰も予想しなかった驚くべき道

    フーコー伝説のハッテンバ コレージュ・ド・フランス講義 - HODGE'S PARROT
  • ロシア、高まるスターリンへの評価 - HODGE'S PARROT

    欧米の政策決定者はロシアにおける民主体制の弱さを伝える不快なニュースをむしろ無視しようとしているかにみえる。こうした姿勢が、06年7月にサンクトペテルブルクで開催が予定されている、次のG8サミットまでに見直されそうな気配もない。 米軍がイラクに足を取られるなか、アメリカの指導者は目下のところ他の地域に目を向ける余裕がない。「民主化に向けたロシアの試みは挫折した」と単に宣言することには関心を示しても、「ソビエト時代の危険な遺産に悩まされるロシアという扱いにくい新同盟国にどうすればうまく対処できるか」という困難な課題に取り組むことはないだろう。 サラ・E・マンデルソン&セオドア・P・ガーバー「ロシアの若者の歴史認識を問う」(『論座』2006年3月号) p.290 フォーリン・アフェアーズのサラ・E・マンデルソン&セオドア・P・ガーバーによる「ロシアの若者の歴史認識を問う 高まるスターリンへの評

  • 「私たちは隠れた存在でいたくない」 ニコライ・アレクセイエフ - HODGE'S PARROT

    Moscow gay rights march meets with violence, police Protesters show up to attack activists at banned event [SF Gate] "We can't keep living in the shadows," Alexeyev said in an interview before the rally began. "We deserve the same rights to freedom of speech and freedom of assembly as anyone else." Organizers had urged gay-rights supporters to lay flowers at the Tomb of the Unknown Soldier, just o

    「私たちは隠れた存在でいたくない」 ニコライ・アレクセイエフ - HODGE'S PARROT
  • ロンドン市長、ゲイ・パレード弾圧を非難 - HODGE'S PARROT

    ロンドン市長ケン・リビングストン(Ken Livingstone)が、5月27日のロシアのモスクワ・プライド弾圧を非難する声明を30日、発表した。 Moscow Gay Pride - Mayor of London issues statement 30-5-2006 280 [London.gov.uk] via.TransNews 'The Russian people suffered greater casualties than any other country from Nazism - whose targets were not only Jews and Soviet citizens but also homosexuals. To see open fascists parading in Moscow, and assaulting gay and lesbia

    ロンドン市長、ゲイ・パレード弾圧を非難 - HODGE'S PARROT
  • 2005-09-24

    Orchestral Works / Passacaglia アーティスト: Vienna Philharmonic Orchestra,Anton Webern,Arnold Schoenberg,Johann Sebastian Bach,Claudio Abbado,Gottfried Hornik,Vienna State Opera Chorus出版社/メーカー: Dg Imports発売日: 1993/02/01メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る A SURVIVOR FROM WARSAW [Los Angeles Philharmonic Association] Music was a refuge for the internees of the Nazi death camps of World War II, both musicians in

    2005-09-24
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/02/02
    このような批判に対してどのように答えるべきか?
  • 硬直したペニスの痕跡 - HODGE'S PARROT

    岩波文庫からレヴィナス『全体性と無限』(熊野純彦 訳、ISBN:4003369114)が出たので、熊野純彦『レヴィナス入門』と合田正人『レヴィナスを読む』を拾い読みをしていたら、リュス・イリガライが結構辛辣にレヴィナスを批判しているのだった。 しかし、これまでの考察は、「レヴィナスにとっては結局、男だけが主体であり自由である」というボーヴォワールの『第二の性』での指摘の正しさに加えて、フェミニズムの論客リュス・イリガライ(1954− )の次のような指摘の正しさをも証示しているように思われる。 「レヴィナスは愛撫に歓びを見いだすが、他者としての女性的なものについては、女性的なものが準-獣性の暗闇に沈みこむがままにしてそれを見捨て、男たちだけの内輪の社会での責任へと回帰する。彼にとっては女性的なものは、人間としての自由とアイデンティティをもつ者として尊敬されるべき他者ではない。(……)この点で

    硬直したペニスの痕跡 - HODGE'S PARROT
    nisemono_san
    nisemono_san 2005/11/21
    同性愛からやおいに対する攻撃
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