<テレビウォッチ>橋下徹・大阪府知事がきのう(12月3日)、「学校に携帯電話は必要ない。携帯依存から脱却する」と宣言。「小中学校では持ち込み禁止」「高校は構内での使用禁止」を打ち出した。 学校裏サイトや出会い系サイトなどさまざまな問題を生んでいる携帯。その取り扱いは学校まかせだったのだが、知事は「携帯ネット上の誹謗中傷は犯罪の入り口。便利ゆえに弊害もある」と踏み込んだ。法的な拘束力はないが、校則になる学校も出てきそうだという。 父兄の声も「小学校は必要ないかも」「実際防犯に役立っていることもあるから」と幅がある。児童は逆に「お母さんに帰りの連絡とかしないといけない」「非常時に何かあったら、どうするんですか」という。 知事の宣言には理由があった。府教委が行った携帯電話使用の実態調査だ。その結果はたしかに衝撃的。 中高生の4人に1人が、「日に31回以上メール送信」。 高校1年では3人に1人(中