スマートフォンは、ほぼ全機種が無線LAN機能を搭載している。実は、この無線LAN機能の動作にはクセがあり、機種によっては必ずしも条件が良いアクセスポイントにつながるとは限らない。そこで、ネットワークのテスト機器を扱う東陽テクニカに協力を仰ぎ、2013年4月時点の代表的なスマートフォン4機種で、無線LAN接続時の挙動を検証した。その検証結果を5回に分けて紹介する。 目次
スマートフォンの多くは、自身をAPとして機能させる「テザリング」という機能を持つ。これにより、スマートフォンはAPとして無線LANを介してノートパソコンやゲーム機などにインターネットアクセスを提供できる。一般に無線LANのAPを設定するとき、利用するチャネルは通常、数値で指定するか「自動」を選択するようになっている。「自動」にすると、使われていないか、空いているチャネルを自動的に選ぶ。
NTTドコモが同社のクラウドサービス「ドコモクラウド」向け認証基盤の大手術に着手している。従来の回線契約をベースにした認証基盤ではマルチデバイスへ十分対応できないと判断。回線にひも付かないIDをキーとした認証へ変更を進めている。今年の秋冬にかけてドコモクラウドサービスの“キャリアフリー化”が一気に進む見込みだ。 「地味ながら、ドコモにとっては心臓外科手術に等しい大きな取り組み」。こう語るのは、NTTドコモの斎藤剛スマートコミュニケーションサービス部オープンサービス企画担当部長だ。これまでの回線契約(電話番号)をベースとした「docomo ID」の認証基盤を、回線にひも付かないIDベース(例えばメールアドレス)の基盤へと再構築するプロジェクトを統括している。 同社がプロジェクトに着手したのは2012年秋ころ。「回線ベースで認証するサービスがもはや限界に来た」(斎藤部長)からだ(図1)。理由は
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