PwC Japanグループは、生成AI活用の実態調査について、日本と米国での結果を比較したレポートを公開した。 PwC Japanグループは2024年10月4日、生成AI(人工知能)活用の実態調査について、日本と米国での結果を比較したレポートを公開した。米国と比較して、日本では生成AIの活用範囲が業務効率化に集中しており、また、検証フェーズで足踏みして実装フェーズ以降に先に進めていない現状が示唆された。 生成AI活用の推進度、サービスや技術の認知度に差 調査は、日本版は2024年4月3日~8日、米国は2024年5月23日~28日にかけてWeb上で実施した。売上高500億円以上の企業で、生成AIについて意思決定や企画検討など何らかの形で関わりがある課長職以上を対象に行った。 自社の生成AI活用の推進度合いについて尋ねると、日本では「活用中」が43%、「推進中」が24%で合計67%が推進中以上