海上配備Xバンドレーダー ブルー・マーリンに載せられた海上配備Xバンドレーダー 海上配備Xバンドレーダー(かいじょうはいびエックスバンドレーダー、英: Sea-based X-band Radar; SBX)はアメリカ軍がミサイル防衛用に配備を進めているレーダー。アメリカ合衆国本土へ飛来する弾道ミサイルの警戒・脅威評価を目的としている。 概要[編集] アメリカミサイル防衛局によって運用が行われている。ロシア製の石油プラットホームをベースとすることから、アメリカ軍としては珍しいロシア製の装備品である。レドーム内に大型のXバンドフェーズドアレイレーダーと制御装置、発電装置を搭載し、4基の電動式スラスタを使って自走航行も可能だが低速であるため、長距離の移動は重量物運搬船が使われる。全長116m、全幅73m、排水量は50,000t。 極東からの攻撃を警戒するために、アリューシャン列島のアダック島を