第5回:レポーティング・ツールの選択〜大量ユーザのサポートに必要な機能をチェック(後半) 著者:アイエイエフコンサルティング 平井 明夫 2005/7/19 レポーティング・ツールで開発されるレポートは、リレーショナル・データベースに対してSQLクエリーを実行することで、初めて結果を表示することができます。このため定時に多くのユーザが同じレポートを参照しようとすると、データベース・サーバの負荷は一時的に大きくなってしまいます。 一方、レポーティング・ツールのユーザ層は他のユーザ層に比べて人数が多く、ピーク時の同時アクセス数を予想することは難しい場合が大半です。しかしレポーティング・ツール導入の際に、データベース・サーバのCPUの個数やメモリ容量を余裕を持てるだけの大きさにしようとすると、多大なコストが発生しかねません。 これを解決する方法のひとつが、あらかじめSQLクエリーを実行して