launchdとは? Tigerで採用されたlaunchdとは、initに代わって、最初に起動するPID 1のプロセスである。launchdは、initと同様端末の初期化やシェルを起動し、rcスクリプトの実行を処理する一方、OS起動時やユーザーのログイン時などにプロセスを起動する手段を提供する。それに加えinetd/xinetdと同じようにネットワークのポートを監視し、またcronのように指定時刻ごとにプロセスを立ち上げる。さらに、指定ファイルが編集されたり、指定ディレクトリにファイルが置かれたりするたびにプロセスを立ち上げるなどの手段も同時に提供する。 こうしたlaunchdのサービスは、サービスごとに個別の設定ファイルに記述される。launchd.plistと呼ばれるこの設定ファイルは、ファイルシステムドメイン*ごとに存在するLaunchDaemonsとLaunchAgents*という