『傘寿まり子(5)』 おざわ ゆき (著) 講談社あらすじ長年作家として執筆してきた雑誌から打ち切られたまり子。 80歳にして見つけた夢は、新しいウェブ雑誌を立ち上げることだった。 看板作家を探していたまり子が出会ったのは、かつての大作家だったのだが…。 新たな夢に向かって走り出したまり子だが…ウェブ雑誌の立ち上げという、新たな夢を抱いたまり子は、活躍中のクリエイターに話を聞きますが、提案内容をコテンパンにやられます。 まとめそこでへこまないのがまり子のすごいところ。自分の至らない点の指摘を素直に認め、改善点の発見へとつなげていくのです。 目標までまっすぐ進む力強さ、欠点を認める素直さが、彼女を夢へと一歩ずつ近づけていくのです。 まだまだ前途多難な現状からどう展開していくのか。目が離せません。 <こんな人におすすめ>夢に向かって突き進む老人の話に興味がある 年老いた人の『人間力』を感じる