IBMは米国時間8月15日、顧客が「Power」プロセッサ搭載サーバでLinuxを稼働させるために必要なソフトウェアの拡充を目的に、新興企業のTransitiveとの業務提携を発表した。 Transitiveのソフトウェア製品である「QuickTransit」は、あるプラットフォーム向けに作られたソフトウェアを、ソースコードやバイナリに手を加えることなく別のプラットフォームでも利用できるようにするものだ。サンフランシスコで開催中のLinuxWorld Conference and ExpoでIBMとTransitiveの関係者が語ったところによると、今回の提携で、Intelの「Xeon」やAdvanced Micro Devices(AMD)の「Opteron」といったx86チップを搭載したメインストリームサーバ用のLinuxが、IBMのPowerプロセッサ搭載サーバで動作するようになると