関連トピックス参議院選挙鳩山由紀夫野田佳彦小沢一郎 消費増税関連法案に反対した民主党の小沢一郎元代表は7月中に50人規模の新党を結成する意向を固めた。2日に離党を表明し、衆院議員約40人が同調、参院からも10人程度が同時に離党を検討している。党執行部は小沢氏らの離党届を受理する一方、離党を否定している鳩山由紀夫元首相と過去に処分歴のある議員については党員資格停止処分にする方針だ。 小沢氏は1日、岩手県庁で達増拓也知事と会談。「増税先行は納得できない。民主党はうそつきだと言われても仕方ない。この主張と行動を理解いただき、一緒に協力してほしい」と要請し、達増氏も協力を約束した。地元の岩手県を訪問することで、離党に慎重な県選出議員の結束を固める狙いがあるとみられる。離党の判断について「明日には遅くてもしなければならない」と記者団に語り、2日に決断する考えを重ねて示した。 一方、野田佳彦首相