米国で大型量販店が聖書を「フィクション」(架空の物語)に分類して販売し、クレームを受けて謝罪するという騒動があった。店側は単なるミスだったとしているが、ネット上では賛否入り乱れてのちょっとした神学論争に発展した。写真を掲示して火をつけた牧師自身も戸惑いを隠せない様子だ。(坂本英彰)聖書は1500円のフィクション FOXニュースなどによると2013年11月、カリフォルニア州の牧師が量販チェーン「コストコ」の店舗に買い物に訪れた際、「14・99ドル(=約1500円) フィクション」のラベルで売られている聖書を見つけた。 牧師は店員に理由をたずねようとしたがはっきりした回答は得られず、ラベルがついた聖書の写真をツイッターにアップした。 牧師は取材に「コストコはコーランにもフィクションのラベルをつけるのだろうか。それをしたら大変なことになるだろう」と疑問を投げかけ、「聖書を信じないというならそれで