IBM、自社のJavaVMをオープンソース化すると発表。COBOLやPL/IのランタイムをJavaVMにも。Java 9と同時に正式版リリースを予定。JavaOne 2016 IBMは、これまで自社で開発してきたJavaVMをオープンソース化すると、サンフランシスコで開催されていたJavaOne 2016で発表しました。 JavaOne 2016の3日目の基調講演に登壇した同社Distinguished Engineer兼Java CTOのJohn Duimovich氏は、冒頭で聴衆に「With Community」(コミュニティとともに)と呼びかけたあと「Make Java Great Again」(Javaを再び素晴らしいものにしよう)と書かれたキャップをかぶって見せました。 これはIBMが、コミュニティと一緒にJavaを進化させていくのだという心意気を示したメッセージのように受け止め
Hot Chips 28においてOracleは、これまでソフトウェアで実現されていたデータベースの処理機能をハードウェア化し、Software in Siliconと称する「SPARC M7」プロセサを発表した。発表者は、プロセサのアーキテクチャ関係は、Kathirgamar Aingaran氏が発表し、ソフトウェア関係はDavid Lutz氏が発表を行った。 SPARC M7は32コアを集積する巨大チップで、クロックは4.1GHzと相当に速い。消費電力は膨大と思われるが、チップサイズや消費電力は発表されていない。なお、この発表は、データベースの実行を高速化するためにどのような機能をハードウェア化したのか、性能改善はどの程度かという発表で、プロセサの発表ではないので、プロセサチップの話はほとんど出てこない。 クロックは上がらないし、消費電力の制約から、同時には動かせないダークシリコンも問題
Hot Chips 28において、Baidu(百度)のJian Ouyang氏がソフトウェア定義のSQLアクセラレータについて発表を行った。 ビジネスの規模が拡大し、データ量が増加するのに加えて、データを解析するアルゴリズムも複雑になるので、ビッグデータの処理に必要となる計算パワーは加速度的に伸びて行くという。このビッグデータの処理を効率的に行うため、Baiduはソフトウェア定義のアクセラレータを開発した。 Ouyang氏らの分析では、約40%のアナリティックの処理はSQLで記述されており、残りのものも、多くはSQLで書き直すことができる。この分析から、アナリティック用のソフトウェア定義のアクセラレータを作ることが解であると考えたという。 約40%のデータアナリティックはSQLで記述されており、残りの大部分もSQLで書き直せる。このため、ソフトウェア定義のデータアナリティックのアクセラレー
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