エジプト・カイロの裁判所前で報道陣に囲まれる弁護士のナビフ・ワハシュ氏(2001年6月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/Marwan NAAMANI 【12月3日 AFP】エジプトの裁判所は2日、破れたデザインのジーンズを着用している女性はレイプされるべきだなどと発言した弁護士のナビフ・ワハシュ(Nabih al-Wahsh)被告に対し、禁錮3年の実刑判決を言い渡した。 ワハシュ被告はテレビ番組に出演した際、細身で破れたデザインのジーンズをはいている女性たちをレイプするのは「国家の義務だ」などと発言したことから、怒りの声が上がった。検察にも苦情が殺到したことから、検察は「公に法律を無視するよう扇動した罪」と「公共の秩序を混乱させる目的で悪意ある報道や声明を拡散した罪」でワハシュ被告を起訴していた。 保釈されていたワハシュ被告は2日の裁判には出廷せず、判決は本人不在のまま言い渡された。被