エルサレム旧市街にあるユダヤ教の聖地「嘆きの壁」(2017年12月5日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / THOMAS COEX 【12月28日 AFP】イスラエルは、エルサレム旧市街(Old City)にあるユダヤ教の聖地「嘆きの壁(Western Wall、西の壁)」の近くに新設される駅を、米大統領にちなみ「ドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump)駅」と命名する意向であることが判明した。イスラエルのイスラエル・カッツ(Yisrael Katz)運輸相が26日、命じた。 トランプ氏は米政権が長年取り続けた政策を破棄し、エルサレムをイスラエルの首都と認定。これに対してイスラエルは称賛を贈る一方、国際社会からは非難の声が巻き起こっている。 声明によるとカッツ氏は26日、テルアビブとエルサレムの間に建設中の高速鉄道を旧市街のユダヤ人地区にまで延伸し、嘆きの壁