年功序列、終身雇用、年金制度。日本の成長を支えてきたシステムが相次いで疲弊を起こしている。金融庁資料に記された「老後資金2000万円」を巡る紛糾が続き、事実を直視し、未来に向けた冷静な議論がしにくい状態に陥っている。 一方で、産業界では企業の競争力の源泉が変わりつつある。GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)といったプラットフォーム企業が覇権を握り、日本企業は気がつけば上流から下流へと流されている。 日本は、これからの社会をどうデザインしていくべきなのだろうか。NTTドコモやリクルート、楽天、グーグルなど様々なIT企業を渡り歩き、『アフターデジタル』の共同著者の1人でもあるIT批評家の尾原和啓氏に話を聞いた。 今、日本では「2000万円」という老後に必要な資産を巡って議論が巻き起こっている。ここで起きていることは、この先に変わるべくして変わるルールを前にした世
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