2羽の白鳥(2020年11月19日撮影、資料写真)。(c)Kenzo TRIBOUILLARD / AFP 【12月30日 AFP】ドイツ中部で、伴侶を失った白鳥が、線路に落ちた死骸のそばから離れようとせず、計23本の列車が約1時間にわたって運行停止を余儀なくされた。警察が28日、明らかにした。最終的には消防隊が出動し、特殊装置を使ってこの白鳥を移動させたという。 カッセル(Kassel)警察の発表によると、列車運行に乱れが出たのは23日、カッセルとゲッティンゲン(Gottingen)間の高速鉄道。 2羽の白鳥が線路上空に飛来し、そのうちの1羽が送電線に引っ掛かって死んだとみられる。残された白鳥は、連れの死骸の近くに座り込んでしまった。 この白鳥は、関係者らが線路からおびき出そうとしても動かず、列車は一時運行を停止。出動要請を受けた消防隊は特殊装備を用い、この白鳥と死骸を線路外に移動させた
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