GDPR(EU一般データ保護規則)とは、基本的人権の確保やプライバシー保護を目的に策定・施行された管理規制である。個人情報の移転・処理・取得に規則を設けたGDPRは日本企業にどのような影響があるのか、対応への課題とともに解説していく。 GDPRとは GDPRとは、General Data Protection Regulationの略称であり、日本語で「EU一般データ保護規則」という意味です。基本的人権の確保にもとづいた個人情報保護を目的に欧州連合(EU)が策定した規定で、2012年に立案、2016年4月に採択、2018年5月25日に施行されました。 EU加盟国28か国にノルウェー・リヒテンシュタイン・アイスランドを含めた欧州経済領域(EEA)において、取得した氏名・メールアドレスなど、個人データの域外移転が原則禁止されます。 個人データの取得・処理規則も原則化へ また、個人データの取得・