ブラジル北部のアマゾン盆地で、熱帯雨林の一角で行われる焼き畑式森林伐採(2009年11月29日撮影)。(c)AFP/ANTONIO SCORZA 【1月20日 AFP】これまで地球温暖化に対する防波堤と考えられてきた南米アマゾン盆地(Amazon Basin)が、伐採などによる森林破壊の結果、CO2排出源に変わりつつある可能性を米科学者チームが指摘した。 米マサチューセッツ(Massachusetts)州のウッズホール研究センター(Woods Hole Research Center)のエリック・デービッドソン(Eric Davidson)氏率いる研究チームが18日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表した報告は、人間の活動によってアマゾン一帯は変化の「過渡期」にあると述べている。 報告によると、過去50年間でアマゾン一帯の人口は600万人から2500万人に増加し、林業・農業のため
ブラジル北部マナウス(Manaus)で、支流のネグロ川(Black River)と本流のソリモンエス川(Solimoes River)の合流点(2006年11月28日撮影)。(c)AFP/Evaristo SA 【8月26日 AFP】ブラジル国立天文台(Brazil's National Observatory)は25日までに、アマゾン(Amazon)川の地下約4000メートルを流れる地底河川を発見し「ハムザ川(Hamza River)」と名付けたと発表した。 研究者らは、ブラジル石油公社(ペトロブラス、Petrobras)がアマゾン地方で掘削した241本の井戸を調査し、アマゾン川に並行して西から東へ流れる地底河川があるとの結論に達したという。 ハムザ川は、地表を流れるアマゾン川とほぼ同じ経路ながら水系は別で、流れが非常に遅く、地下深くで海に注ぎ込んでいる。これが、アマゾン川河口付近の海水
米フロリダ州マイアミの博物館に展示されている裁判官の木づち(2009年2月3日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle 【8月26日 AFP】ブラジルの裁判所で25日、35年間自分を監禁し性的暴行を加えた実の父親を、殺し屋を雇って殺害させた女性(44)が無罪となった。女性は実父に12回も妊娠させられたが、生まれた子どものうち7人は死亡したという。 ペルナンブコ(Pernambuco)州裁判所の報道官によると、この女性セベリナ・マリア・ダシルバ(Severina Maria da Silva)被告は、2005年11月に実父を殺すため、殺し屋と請負契約を結んだとして逮捕・起訴された。 被告は起訴事実を認めた上で、父親が自分との間にもうけた娘の1人をレイプしようとしていることを知り、2人の男に父親の殺害を依頼し、同州カルアル(Caruaru)の
(CNN) ブラジルにある世界最大の熱帯雨林アマゾンは、人間が排出する二酸化炭素ガスの吸収源として重要な役割を果たしている。だが、2005年と2010年に同地域で起きた大規模な干ばつの影響でこうした機能が損なわれ、地球に深刻な気候変動をもたらす可能性があることがこのほど発表された調査結果で明らかになった。 この調査は、英国とブラジルの研究機関による研究チームが行ったもので、専門誌「サイエンス」に掲載された。 アマゾンのような熱帯雨林は、天然の二酸化炭素の吸収源として機能しているが、干ばつのある期間は枯れた樹木が二酸化炭素を発生させ、逆に大規模な二酸化炭素排出源となると、研究チームの一人、リーズ大学のサイモン・ルイス博士は説明する。10年の干ばつの影響で、今後数年間にアマゾンから数十億トンに上る二酸化炭素が放出されると、同氏はみている。 昨年アマゾンで起きた干ばつの被害は、「100年に一度」
政府は8日、自民党の麻生太郎元首相を来年1月のブラジル大統領就任式に特使として派遣する方針を固めた。野党議員の特使は異例で、政権運営が行き詰まっている菅政権は首相経験者の外交手腕に期待を寄せるが、政府・民主党の外交のパイプが細い証左ともいえる。同党内では「なぜ政権交代前に厳しく追及してきた自民党になりふり構わず秋波を送るのか」(中堅)との不満も出ている。 麻生氏は来年1月1日に首都ブラジリアで行われるルセフ新大統領の就任式に出席し、菅直人首相の祝意を伝達する。与党議員の派遣も検討されたが、超党派の日伯国会議員連盟会長を務めるなどブラジルとの関係が深い麻生氏に前原誠司外相が打診した。 首相は8日には森喜朗元首相と会談し、硫黄島(東京都小笠原村)で戦死した旧日本兵の遺骨収集について「超党派で努力しなければならない」と協力を要請。14日予定の硫黄島視察は首相と民主、自民両党などの議員が参加する極
政府は8日、自民党の麻生太郎元首相を来年1月のブラジル大統領就任式に特使として派遣する方針を固めた。野党議員の特使は異例で、政権運営が行き詰まっている菅政権は首相経験者の外交手腕に期待を寄せるが、政府・民主党の外交のパイプが細い証左ともいえる。同党内では「なぜ政権交代前に厳しく追及してきた自民党になりふり構わず秋波を送るのか」(中堅)との不満も出ている。 麻生氏は来年1月1日に首都ブラジリアで行われるルセフ新大統領の就任式に出席し、菅直人首相の祝意を伝達する。与党議員の派遣も検討されたが、超党派の日伯国会議員連盟会長を務めるなどブラジルとの関係が深い麻生氏に前原誠司外相が打診した。 首相は8日には森喜朗元首相と会談し、硫黄島(東京都小笠原村)で戦死した旧日本兵の遺骨収集について「超党派で努力しなければならない」と協力を要請。14日予定の硫黄島視察は首相と民主、自民両党などの議員が参加す
【サンパウロ=檀上誠】29日に予定されているブラジル高速鉄道の入札を巡り、政府に対して延期や中止を求める動きが急速に高まっている。日本やフランスの企業連合は現時点の条件では応札しない方針を固めている。政府は26日に延期の是非について最終判断する。25日はブラジルの鉄道工業団体が、高速鉄道計画を管轄する陸運庁長官に入札の6カ月延期を求める文書を手渡した。同様の要望は建設業界などからも上がっている
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