Arduinoが、IoTコミュニティに向けて「Primo」と「Otto」と呼ばれる二種類の開発ボードを発表した。小型の多機能ボードであるMKR1000が、世界に向けて発表されてからたった一月後の出来事である。 PrimoはArduino初となる、WiFi、低電力Bluetooth、NFC、赤外線といった既存のワイヤレス規格をすべてサポートする開発ボードだ。 ワイヤレス規格が内蔵されていることで、IoT開発者達は追加するコンポーネントが減り、システム開発が楽になる。地震計測ネットワークを構築する場合、振動や建物の動きを検知する幾つかのコンポーネントを追加するだけでよく、データはほぼリアルタイムで送られ、分析に回すことができる。 IDGのMartyn Williamsによると、ArduinoのCEO Federico Mustoは、「Primoは開発ボードへの世間の関心の高まりから自然と生まれ