こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は水曜日で診療所は午前中で終わり、 午後は産業医の面談に廻る予定です。 朝から健診結果の整理などして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 先日ある方から次のようなご質問を受けました。 あるブログに次のような記載があったのだそうです。 チェルノブイリの原発事故の後に、 小児の甲状腺癌が著増した、 という話を反原発論者の人は盛んに言うけれど、 実は甲状腺癌と言うのは、 あっても特に健康には問題のない、 「癌もどき」のようなものが殆どで、 それを事故後検診で見付けるようになったので、 見掛け上増えただけで、 実際には別に増えてはいないのではないか、 と言うのです。 この指摘は本当でしょうか? この問題は結構単純に見えて奥が深いのです。 今日はその点について、 僕なりに考えてみたいと思います。 甲状腺には微小癌というものがあり
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